ローカル監視のインスタンスプロパティの「監視で利用するアカウント」を、ローカルシステム以外に変更すると監視に失敗する

[概要]
BOM５マネージャよりローカル監視のアカウントを、ローカルシステム以外のアカウントに変更すると、監視に失敗することがあります。

[原因]
BOM 5.0 SR2 （2009/7 SR2 CD）と記載されたインストールメディアに含まれる、モジュールの不具合により発生します。
このインストールメディアに含まれるモジュールでは、BOM５マネージャのインスタンスプロパティから、監視に利用するアカウントをローカルシステム以外に設定変更すると、アカウント情報の保存ができないため、監視実行時のログインに失敗し監視ができません。

[回避策]
BOM 5.0 SR2 （2009/7 SR2 CD）以降にリリースされるSR2インストールメディア、及び、このメディアリリース以降にダウンロードページに掲載されるバージョンアップインストーラにより、インストール/バージョンアップを実行することにより現象の回避が可能です。

[参考情報]

• 本現象は、BOM5.0SR2 （2009/7 SR2 CD）と記載されたインストールメディア、及び、このメディアと同時期に弊社ダウンロードページに掲載されたバージョンアップインストーラにより、インストール/バージョンアップを実施した環境でのみ発生し、これ以前及び以後にリリースされたメディアならびにバージョンアップインストーラを使用した環境では発生しません。
• 本現象は、ローカル監視でのみ発生し、代理監視及びLinux監視では発生しません。
• 新規インスタンス作成時のウィザードではこの問題は発生せず、ローカルシステム以外のアカウントでBOMの動作要件を満たしたアカウントを設定できます。