BOM for Windows 5.0 システム構成 アドバイザリ

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概要

サーバー監視ソフトウェアBOMを監視対象である サーバーコンピュータに導入した後、「システム設定ウィザード」により、システム管理者によるリモートからの設定や監視を行うコンピュータを決める必要があります。

 

以下の情報を参考に、システム設定ウィザードを進めてください。
 

いますぐBOMを動かしてみる(最小構成)

BOMがどのようなソフトウェアであるかを、いますぐ評価したい場合、「システム設定ウィザード」の

 

「監視対象サーバーコンピュータと同じローカルセグメント(サブネット)」

 

を選択し、設定してください。

 

この場合、監視対象コンピュータ上でBOMによる監視が行われ、同時にその動作設定を行うことができます。最小構成ではありますが、BOMのすべての機能が動作します。

 

注)BOM for Windowsマネージャを操作するために、監視対象コンピュータにディスプレイモニター、キーボード、マウス、CD-ROM ドライブが接続されている必要があります。

 

もっとも一般的な構成

組織内で稼動しているサーバーコンピュータは1台とは限りません。数十台に及ぶ場合もあります。しかしそれらの運用・監視は、組織内LANを経由して、12名のシステム管理者が統合的に実行するのが一般的です。

 

セットアップタイプを「標準」でインストールすると標準コンポーネントの中にBOM 5.0 マネージャ(下図ではBOM for Windowsマネージャ)とBOMヘルパーサービスが含まれています。システム管理者はお手元の監視作業用コンピュータでBOM5.0 マネージャを実行し、LANを経由してすべてのBOMヘルパーサービスと通信することができます。

万一、LANに障害が発生した場合は、監視対象 サーバーコンピュータ上のBOM for Windowsマネージャを操作することによって監視を続行することができます。

その他の構成

サーバー監視用コンピュータを、組織のネットワーク外に置く場合があります。サーバー監視作業をアウトソースする場合や、サーバーがデータセンターに設置されている場合が相当します。

この場合、BOMヘルパーサービスとBOM for Windowsマネージャが通信を行うために、通信が行われるルータやファイアウォールに対して、BOMが使用するポート番号での通信を許可しなければなりません。
 

推奨する構成

サーバーコンピュータの運用監視を行うための、システム管理者が使用するコンピュータは決まっているのが普通です。このため、BOM for Windowsマネージャを稼動させるコンピュータのネットワーク上の位置は、セキュリティを保つため、以下の順を推奨します。本件は「システム設定ウィザード」の「リモートアクセス」画面で必要になります。
 

1.任意のIPアドレスを指定

2.監視対象サーバーコンピュータと同じローカルセグメント(サブネット)

3.全てのコンピュータ(制限なし)