必要なシステム環境

BOM Ver.5.0 は、次の環境にて動作を確認しています。

BOM for Windows Ver.5.0 SR4 ソフトウェア動作環境

BOMコンポーネント名 サポートOS ※1
バージョン エディション※5 サービスパック
基本パッケージ Windows 2000 Professional SP4
Server
Advanced Server
Windows XP ※2 Professional SP2〜SP3
Professional x64 Edition
Windows Server 2003 Standard Edition SP1〜SP2
Enterprise Edition
Web Edition ※6
Standard x64 Edition
Enterprise x64 Edition
Windows Server 2003 R2 Standard Edition SP1〜SP2
Enterprise Edition
Standard x64 Edition
Enterprise x64 Edition
Windows Vista Business Edition
(32-bit/64-bit)
SP1〜SP2
Enterprise Edition
(32-bit/64-bit)
Ultimate Edition
(32-bit/64-bit)
Windows Server 2008 ※3 Standard Edition
(32-bit/64-bit)
SP1〜SP2
Enterprise Edition
(32-bit/64-bit)
Web Edition ※6
(32-bit/64-bit)
Windows 7 Professional Edition
(32-bit/64-bit)
SPなし
Enterprise Edition
(32-bit/64-bit)
Ultimate Edition
(32-bit/64-bit)
Windows Server 2008 R2 ※3 Standard Edition SPなし
Enterprise Edition
Web Edition ※6
Windows Storage Server 2003 ※4 (32-bit/64-bit) SP1〜SP2
Windows Storage Server 2003 R2 ※4 (32-bit/64-bit) SP1〜SP2
Windows Storage Server 2008 ※4 (32-bit/64-bit) SP1〜SP2

※1 OSへの対応検証はサービスパック単位となっており、個別パッチ(Hotfix、QFEなど)毎の検証は行っておりません。
ただし、個別パッチがBOMの動作に影響を与える場合は、弊社のWebサイトにて情報を提供いたします。

※2 SP2を適用した場合、SP2のセキュリティ機能によりBOMの機能に制限機能が発生するため、 必要に応じてWindowsの設定を変更する必要があります。詳細はマニュアルをご確認ください。

※3 Server Core インストールの場合、代理監視機能によるリモート監視のみサポートしております。

※4 Storage Server製品群では、BOMオプション製品は動作対象外です。

※5 各エディションの64bit版では、Intel64(x64)アーキテクチャのみ動作いたします。
なお、BOM自体は32bitアプリケーションのため、WOW64(Windows-On-Windows 64)上で動作いたします。

※6 Web Editionは代理監視機能によるリモート監視のみサポートしております。

BOMコンポーネント名 サポートデータベース ※1
バージョン エディション
BOMアーカイブサーバー SQL Server 2000 Desktop Engine(MSDE) ※2
Workgroup Edition
Standard Edition
Enterprise Edition
SQL Server 2005 (32-bit/64-bit) Express Edition※3
Workgroup Edition
Standard Edition
Enterprise Edition
SQL Server 2008 (32-bit/64-bit) ※4 Express Edition※3
Workgroup Edition
Standard Edition
Enterprise Edition

※1 各データベースが動作するOSは、それぞれのデータベースの動作要件に準拠します。
BOM5.0アーカイブサーバーは認証モードがSQL混合認証でなくてはなりません。

※2 アーカイブDB として MSDE 2000 を使用することができますが、推奨はしていません。
アーカイブ対象コンピュータが5台以下の小規模環境、もしくは評価環境に限定してお使いください。 アーカイブ対象コンピュータが6台以上の環境はサポート対象外となります。

※3 アーカイブDB として Express Edition を使用することができますが、一部の機能が利用できません。
アーカイブ対象コンピュータが数台の小規模環境、もしくは評価環境での利用を推奨いたします。
(制限事項の詳細はユーザーズマニュアル等をご確認ください)

※4 SQL Server 2008 R2の各エディションも動作環境に含みます。

ハードウェア動作環境

基本条件 IA32(x86) もしくはIntel64(x64)アーキテクチャ準拠のコンピュータ
もしくは、VMware、Hyper-Vなど、仮想的に同アーキテクチャを再現できる環境
マルチCPUに対応(OSのサポート範囲に準拠)
CPU OSの推奨環境に準拠
メモリ 搭載メモリ量 OSの推奨環境に準拠
BOM動作時の
占有メモリ容量
1インスタンス当たり20[MB]
ディスク容量 インストール時の
占有ディスク容量
50[MB]
運用時の容量 監視項目数やログデータ量の増加のため、
1インスタンス当たり3[GB]を推奨
ディスプレイ 解像度 800 ×600 以上の解像度、推奨 1024 ×768 以上
色数 256色以上

BOM監視オプション動作環境

BOM監視オプション for Oracle Ver.5.0 SR4 動作環境

基本条件 BOM for Windows Ver.5.0 SR4 が動作する環境
サポートOS ※1 Windows 2000 Server / Advanced Server
Windows Server 2003 各エディション
Windows Server 2003 R2 各エディション
Windows Server 2008 各エディション
Windows Server 2008 R2 各エディション
監視対象 ※2 Oracle9i Database Release 1 (9.0.1)
Release 2 (9.2.0)
Oracle Database 10g Release 1 (10.1.0)
Release 2 (10.2.0)
Oracle Database 11g Release 1 (11.1.0)
Release 2 (11.2.0)

※1 OSとBOM for Windows の組み合わせに関しては、BOM for Windows の動作要件に準拠します。

※2 OSと監視対象Oracle Databaseの組み合わせに関しては、Oracle Databaseの動作要件に準拠します。

BOM監視オプション for Citrix Presentation Server Ver.5.0 SR4 動作環境

基本条件 BOM for Windows Ver.5.0 SR4が動作する環境
サポートOS ※1 Windows 2000 Server / Advanced Server
Windows Server 2003 各エディション
Windows Server 2003 R2 各エディション
Windows Server 2008 各エディション
Windows Server 2008 R2 各エディション
監視対象 ※2 Citrix Presentation Server Presentation Server 4.0
Presentation Server 4.5
Citrix XenApp XenApp 5.0
Windows Terminal Service Windows 2000 Server Terminal Service (RDP 5.0)
Windows Server 2003 Terminal Service (RDP 5.2)
Windows Server 2008 Terminal Service (RDP 6.1)

※1 OSとBOM for Windows の組み合わせに関しては、BOM for Windows の動作要件に準拠します。

※2 OSと監視対象Presentation Serverの組み合わせに関しては、Presentation Serverの動作要件に準拠します。

BOM監視オプション for Linux Ver.5.0 SR4 動作環境

監視元Windowsコンピュータ
基本条件 BOM for Windows Ver.5.0 SR4が動作する環境
サポートOS ※1 Windows 2000 Server / Advanced Server
Windows Server 2003 各エディション
Windows Server 2003 R2 各エディション
Windows Server 2008 各エディション
Windows Server 2008 R2 各エディション

※1 OSとBOM for Windows の組み合わせに関しては、BOM for Windows の動作要件に準拠します。

監視先Linuxコンピュータ ソフトウェア動作環境
サポートOS ※1 ディストリビューション バージョン
Red Hat Enterprise Linux (32-bit/64-bit) 3/4/5/6
Miracle Linux (32-bit/64-bit) 4/5/6
SUSE Linux Enterprise (32-bit/64-bit) 10/11
コンポーネント ※2 ソフトウェア バージョン
OpenSSH Ver.2.3.0 以上
Perl Ver.5.8.0 以上

※1 リストに記載がないディストリビューションでは動作確認をしておりません。 リストに含まれていないディストリビューションにおきましては、リストに記載されたディストリビューションで同様の現象が発生しない不具合はサポート対象外となります。

※2 各コンポーネントにつきましては、最新バージョンのご利用を推奨いたします。

監視先Linuxコンピュータ ハードウェア動作環境
基本条件 IA32(x86) もしくはIntel64(x64)アーキテクチャ準拠のコンピュータ
もしくは、VMware、Hyper-Vなど、仮想的に同アーキテクチャを再現できる環境
マルチCPUに対応(OSのサポート範囲に準拠)
CPU OSの推奨環境に準拠
搭載メモリ量 OSの推奨環境に準拠
BOM動作時の
占有メモリ容量
5[MB]
インストール時の
占有ディスク容量
1[MB]

BOM監視オプション for VMware Ver.5.0 SR4 動作環境

監視先ESXホスト
ESXホスト バージョン※1
VMware ESX 4 / 4.1
VMware ESXi 4 / 4.1
VMware vSphere Hypervisor 4.1 (VMware ESXi 4.1)
VMware vSphere 4.1 / 5

※1 ハードウェア要件はVMware ESX、ESXi、vSphereの各動作要件に準拠します。

監視元Windowsコンピュータ
基本条件 BOM for Windows Ver.5.0 SR4が動作する環境
1インスタンス当たり15[GB]のディスク容量 ※1
サポートOS ※2 Windows Server 2003 各エディション
Windows Server 2003 R2 各エディション
Windows Server 2008 各エディション
Windows Server 2008 R2 各エディション

※1 VMware ログビューア用のデータベース容量として確保します。 VMware ログビューアを使用せず、監視項目「VMware ビューアデータ収集」を作成しない場合には、BOM for Windows のハードウェア動作要件に準じます。

※2 OSとBOM for Windows の組み合わせに関しては、BOM for Windows の動作要件に準拠します。

VMwareログビューアの動作環境
サポートOS※1 .NET Framework .NET SP
Windows XP各エディション Ver.3.5 SP1以降
Windows Server 2003 各エディション Ver.3.5 SP1以降
Windows Server 2003 R2各エディション Ver.3.5 SP1以降
Windows Vista各エディション Ver.3.5 SP1以降
Windows Server 2008各エディション Ver.3.5 SP1以降
Windows 7各エディション Ver.3.5 (プレインストール) SP1以降
Windows Server 2008 R2各エディション Ver.3.5 (プレインストール・要有効化) SP1以降

※1 OSとBOM for Windows の組み合わせに関しては、BOM for Windows の動作要件に準拠します。

サーバー診断レポートオプション Ver.5.0 SR4 動作環境

レポートクライアントの動作環境
OSバージョン サービスパック .NET Framework
Windows 2000 各エディション SP4 Ver.2.0 以降
Windows XP 各エディション SP2〜SP3 Ver.2.0 以降
Windows Server 2003 各エディション SP1〜SP2 Ver.2.0 以降
Windows Server 2003 R2 各エディション SP1〜SP2 Ver.2.0 以降
Windows Vista 各エディション SP1〜SP2 Ver.3.0 以降(プレインストール)
Windows Server 2008 各エディション SP1〜SP2 Ver.3.0 以降(プレインストール)
Windows 7 各エディション SPなし Ver.3.5 以降(プレインストール)
Windows Server 2008 R2 各エディション SPなし Ver.3.5 以降(プレインストール)

※1 サーバー診断レポートオプションの出力形態には、Internet Explorerで閲覧できる「MHTML形式」とMicrosoft Excelで閲覧できる「Excel形式」、Adobe Readerなどで閲覧できる「PDF形式」があります。
レポート出力形態をExcel形式で出力する場合にはMicrosoft Excel 2003、2007または2010の導入が必要になります。 また、PDF形式で出力する場合にはMicrosoft Excel 2010の導入が必要になります。

レポートを表示/印刷するのための環境
レポート出力形態 ソフトウェア バージョン
MHTML形式 Internet Explorer 7.0
8.0
9.0
Excel形式 Microsoft Excel 2003
2007
2010
Microsoft Excel Viewer 2003
2007
PDF形式 Adobe Reader 6.0 以上

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BOM Ver.5.0 のインストール

ご案内

ライセンスに関して
BOMをインストールするには、台数に応じたライセンスをお買い求めいただき、 ライセンスキーを入力していただく必要があります。
各ライセンスは弊社販売代理店よりお買い求め下さい。
仕様及び制限事項
仕様はBOM for Windows Ver.5.0 ユーザーズマニュアルに記載しております。
また、制限事項はBOM for Windows Ver.5.0 リリースノートに記載しております。

BOM Ver.5.0 をインストールする

以下の環境でご利用いただいているお客様は、 ターミナルサービスご利用時の注意事項 をご確認ください。

  • ターミナルサービスのアプリケーションサーバーモードを使用している場合
  • Citrix Presentation Server(旧MetaFrameサーバー)を使用している場合

それ以外のお客様はCD-ROM挿入時に自動起動するインストールランチャーから メニューに従ってインストールを行ってください。

インストールランチャーが自動起動しない場合には、インストールランチャー (autorun.hta)を直接起動してください

※注意
Windows 2000 でインストールランチャーをお使いいただく場合、環境によっては 空ページのInternet Explorerが起動する場合がございますが、環境に依存した動作であり 問題ございません。
Internet Explorerを終了し、セットアップを進めてください。

なお、BOMの各コンポーネントは、以下のインストーラを直接起動することでも 導入することができます。 インストールランチャーから導入に失敗する場合などがありましたら、以下の インストーラを直接起動して導入を行ってください。

BOM Ver.5.0 インストーラのパス

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インストール時の注意事項

ターミナルサービスご利用時の注意事項

ターミナルサービスをご利用いただいている環境では、アプリケーションのインストールをインストールモードで実行する必要があります。 更に、インストールの途中で再起動を行った場合は、再起動後に再びインストールモードにする必要があります。

BOM5.0のインストールを行う際には、以下の手順にてインストールモードに変更してから導入してください。

プログラムの追加と削除を使用する場合

  1. ログオンしているすべてのユーザを切断します
  2. 起動中のアプリケーションをすべて終了させます
  3. コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」-「プログラムの追加」からインストーラを指定してセットアップします

インストーラのパスはBOM Ver.5.0 インストーラのパス に記載しております。

インストールの際に再起動を要求された場合は、一旦再起動を行ってください

change userコマンドを使用する場合

  1. ログオンしているすべてのユーザを切断します
  2. 起動中のアプリケーションをすべて終了させます
  3. スタート→プログラム→アクセサリ→コマンドプロンプトを選択します
  4. 以下のコマンドを入力し、インストールモードに切り替えます
    change user /install
  5. インストールランチャーを起動し、BOMのセットアップを実施します
  6. セットアップ完了後、以下のコマンドを入力し、実行モードに切り替えます
    change user /execute

詳細はマイクロソフトのサポート技術情報[320185]をご確認ください。
http://support.microsoft.com/kb/320185/ja

アーカイブサーバー導入時の注意事項

BOM5.0 アーカイブサーバーをインストール前に、データベースを事前にインストールしておく必要がございます。
データベースを導入する際の注意事項は以下の通りです。

認証モードについて

BOM5.0 アーカイブサーバーをご利用いただく場合、SQL Serverの認証モードを混合モードに設定する必要があります。 デフォルト設定のままインストールを行うと「Windows認証」でインストールされますのでご注意ください。

MSDE 2000を「混合認証」としてセットアップするには、MSDE2000のセットアッププログラムにて以下のオプションを指定します

Setup.exe SECURITYMODE=SQL SAPWD=【パスワード】 DISABLENETWORKPROTOCOLS=0

【パスワード】にはSAのパスワードを指定します。

SQL Server Agentサービスについて

SQL Server 2000/2005/2008、MSDE 2000 のデフォルトのインストールでは、SQL ServerAgentサービスのスタートアップの種類が「手動」になっています。BOMアーカイブ サーバーを使用する場合は、「自動」に変更してください。

なお、SQL Server 2008/2008 Express Editionでは、SQL Server Agentサービスが利用できません。

名前付きインスタンスの利用について

アーカイブサーバーは、SQL Server の名前付きインスタンスに対応しております。

名前付きインスタンスを利用する場合には、アーカイブサーバー管理メニューにおいて、インスタンス名の入力が必要になります。

また、BOM 5.0マネージャ、BOM 5.0アーカイブマネージャの各ツールにおいては、サーバー名\インスタンス名の形式で指定する必要があります。

SQL Server Express Edition利用時の制限事項について
導入するコンポーネントについて

SQL Server 2005/2008 Express Edition を導入する場合、管理用GUIである Management Studio Expressが付属している、SQL Server 2005/2008 Express with Advanced Services、または SQL Server 2008 Express with Toolsを 推奨いたします。

管理用GUIであるManagement Studio Expressは、SQL Server 2008/2008 Express Editionを導入後、単体で追加インストールすることもできます。 設定変更などの際に必要になる場合がありますので、導入を推奨いたします。

ネットワーク構成について

SQL Server 2005/2008 Express Edition では、インストール時に既定で ネットワーク プロトコルのTCP/IPが使用できるように構成されていません。

TCP/IPが無効のままでは、アーカイブサーバーとして使用できませんので、 SQL Server ネットワーク構成にて、TCP/IPプロトコルを有効にしてください。

メンテナンス用ジョブの定期実行について

SQL Server 2005/2008 Express Edition では、SQL Server Agentサービスが 利用できないため、アーカイブサーバーのメンテナンス用ジョブが実行できない問題がございます。 これは、現行製品の仕様上の制限事項となります。

回避方法としまして、メンテナンススクリプト 「Bom5Job.bat」をご用意しております。 このスクリプトはアーカイブサーバーインストール時に併せて インストールされますので、タスクスケジューラ等で定期的に実行するよう 構成してください。

アーカイブサーバー管理メニューのエラーについて

SQL Server 2008/2008 Express Editionでは、SQL Server Agentサービスが利用できません。 そのため、アーカイブサーバー管理メニューを使用する際、SQL Server Agentサービスの 起動エラーメッセージが出力される場合がありますが、仕様上の制限事項ですのでメッセージを 無視してください。

SQL Server 2000/2005/2008、MSDE 2000はマイクロソフト社の製品です。これらの製品の技術的なご質問はマイクロソフト社にお問い合わせください。

BOMアーカイブサーバーのセットアップでは、BOMアーカイブサーバーの構築に必要なスクリプトなどのインストールが行われます。 アーカイブサーバーとして各サーバーのデータを蓄積するには、インストールされたスクリプトを元にアーカイブサーバーを構築する必要があります。

アーカイブサーバーを構築するには、セットアップ完了後にBOM 5.0 アーカイブサーバー管理メニューを起動し、作成する必要があります。アーカイブサーバー管理メニューは、スタートメニューより以下のツリーを選択することで起動することができます。詳細なご利用方法に関してはマニュアルをご参照ください。

スタート → プログラム → BOM → BOM for Windows 5.0 → BOM 5.0 アーカイブサーバー管理メニュー

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BOM Ver.5.0 のSRアップグレード

BOM Ver.5.0 SR4へのアップグレード

BOM Ver.5.0 SRなし、SR1、SR2およびSR3から、SR4へアップグレードするには、アップグレードインストールを実行します。

アップグレードインストールは、新規インストールと同じようにBOM for Windows Ver.5.0 SR4のインストーラから行います。

インストールの情報についてはBOM Ver.5.0 をインストールするをご確認ください。

また、アップグレードインストールの詳細な手順については BOM for Windows Ver.5.0 アップグレードマニュアルをご確認ください。

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BOM Ver.4.0から BOM Ver.5.0 への移行

製品のアップグレード方法

BOM Ver.4.0からBOM Ver.5.0に移行する場合、一旦BOM Ver.4.0をアンインストールした上で、 新規にBOM Ver.5.0をインストールする必要があります。

また、BOM Ver.4.0の各種設定をBOM Ver.5.0へ移行するためには、本CD-ROMに格納されているBOM5.0 設定移行ツールをご利用ください。

なお、弊社のWebサイトでもBOM5.0 設定移行ツール 公開ページを用意しております。

BOM5.0 設定移行ツールの注意事項

Internet Explorerセキュリティ強化の構成について

Windows Server 2003などのOSではInternet Explorerセキュリティ強化が標準で構成されております。

この状態では設定移行ツールが正常に動作しないため、以下のいずれかについて対処いただく必要があります。

インターネットゾーンのセキュリティレベルを「中低」に変更する
  1. 移行対象のコンピュータに管理者権限でログオンします
  2. スタート→コントロールパネルを選択します
  3. インターネットオプションを起動します
  4. 「セキュリティ」タブを選択します
  5. インターネットゾーンのセキュリティレベルが「高」になっていることを確認します
  6. セキュリティレベルを「中低」に変更します
  7. [OK]ボタンをクリックし、変更を反映します
  8. 設定移行ツールを使用し、BOM5用の設定を作成します
  9. 設定移行作業が完了した後、セキュリティレベルを元に戻します

OS、SPの構成によってはセキュリティレベルを変更できない場合がございます。 その場合には別の方法をご検討ください。

信頼済みサイトに実行ファイルを追加する
  1. 移行対象のコンピュータに管理者権限でログオンします
  2. スタート→コントロールパネルを選択します
  3. インターネットオプションを起動します
  4. 「セキュリティ」タブを選択します
  5. ゾーン一覧から「信頼済みサイト」ゾーンを選択します
  6. [サイト]ボタンをクリックします
  7. 「サーバーの確認(https:)を必要とする」にチェックが入っている場合、チェックを外します
  8. 追加するWebサイトに「about:security_MxConv4to5.exe」と入力し、[追加]ボタンをクリックします
  9. 設定移行ツールを使用し、BOM5用の設定を作成します
  10. 設定移行作業が完了した後、「信頼済みサイト」の設定を元に戻します
エクスポート後、別の端末を使用する

BOM4の設定をエクスポートし、クライアントPCなどのIEセキュリティ強化が設定されていない端末で BOM5の設定情報に変換し、その後サーバーに変換後のファイルをコピーしてインポートします。

  1. 変換対象のコンピュータに(BOM4)管理コンソールで接続します
  2. 右クリックメニューから設定のエクスポートを選択し、変換元のBOM4設定を保存します
  3. 保存したBOM4設定ファイルをIEセキュリティが強化されていない端末にコピーします
  4. 設定移行ツールを使用し、BOM4設定ファイルをBOM5設定ファイルに変換します
  5. 変換したBOM5設定ファイルをBOM5.0をインストールしたコンピュータにコピーします
  6. BOM 5.0マネージャにて、BOM5設定ファイルをインポートします
変換されない項目について
BOM4とBOM5のアーキテクチャーの違いにより、監視設定の一部及びイベント処理の一部に変換できない制限があります。 詳細はBOM5.0 設定移行ツール Readmeをご参照ください。

BOM5.0 設定移行ツールのご利用方法

BOM5.0 設定移行ツールは、以下のプログラムから構成されます。

BOM4設定変換ウィザード
BOM4の監視設定(監視対象・監視項目・マスタ設定)をBOM5形式に変換します。
BOM4集中監視コンソール設定変換ウィザード
BOM4の集中監視コンソールの設定をBOM5形式に変換します。

BOM5.0 設定移行ツールはインストールした上でご利用いただく必要があります。 ご利用手順は次の通りです。

  1. インストールプログラムMxConv4to5Setup.msiを起動します
  2. インストーラのメニューに従って、設定移行ツールをインストールします
  3. デスクトップに作成された設定移行ツールの起動メニューを起動します
  4. 「BOM4設定変換ウィザード」を起動し、BOM監視サービスの設定を変換します

なお、設定移行後はBOM5.0 設定移行ツールをアンインストールすることができます。 アンインストールはプログラムの追加と削除から行います。

  1. スタート→コントロールパネルを選択します
  2. プログラムの追加と削除を起動します
  3. 「BOM 5.0 設定移行ツール」を選択し、[削除]をクリックします
  4. 確認メッセージにて[はい]をクリックし、アンインストールを実施します

使用方法に関する詳細はBOM5.0 設定移行ツール Readmeをご参照ください。

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ライセンスキー

評価版から正規版への切り替え

BOM Ver.5.0 の評価版で設定した環境は、BOM Ver.5.0 正規版ライセンスキーをご購入いただいた場合、 ライセンスキーの切り替えを行うことで、そのままお使いいただくことができます。

正規版のライセンスキーはライセンスマネージャから入力します。 詳細な手順は、BOM for Windows Ver.5.0 ユーザーズマニュアルの「ライセンス管理」の項目をご参照ください。

クライアントライセンス

BOM for Windows 正規ライセンスをお持ちのお客様には、 ローカルで監視する場合に限り、クライアントライセンスを無償で提供しています。

インスタンス作成の際に、ライセンスキーを入力せずに進めてください。

評価版をご利用いただく場合のライセンスキー

BOM Ver.5.0 の評価版は、インスタンスの作成時にライセンスキーの入力を行わず、 空白のままウィザードを続行することで導入できます。 複数のインスタンスをご利用いただく場合には、以下の評価版ライセンスキーを入力してください。

また、各BOM監視オプションの評価版は、BOM Ver.5.0 の評価版を導入後、 ライセンスマネージャより以下の評価版ライセンスキーを入力することで 導入できます。

BOM for Windows Ver.5.0
BT99S-ACXET-LTUX7-ET4SW-2T4H2
RJTAA-0EMDG-MKUP3-6U6SU-68420
5B7RN-SQASE-0CCVH-8F2TN-DKBP6
BOM監視オプション for Oracle Ver.5.0
PCM4E-PW6V2-6KR60-6XFUM-D4XA3
BOM監視オプション for Citrix Presentation Server Ver.5.0
SGSJ9-HQ4B0-2R1VE-93265-94B2V
BOM監視オプション for Linux Ver.5.0
NBP9F-978MV-WVE8N-R8HHG-94B0A
Q7TF1-DJV08-B262S-P6PBB-KAP2P
1H8TG-T0XJA-T06MQ-0402E-JTNMU
BOM監視オプション for VMware Ver.5.0
FR51U-T3EGT-804HF-0G29R-98R61
DMDDL-M7ML0-EK1P8-6P6WU-WCC66
PPVDE-PPP42-WKPKS-25829-2CLCV

サーバー診断レポートオプションは、評価版用にライセンスキーはありません。 ライセンスキーの入力を行わず、空白のままウィザードを続行することで、 評価版としてお使いいただけます。

ライセンスマネージャの利用方法は BOM for Windows Ver.5.0 ユーザーズマニュアル の「ライセンス管理」の項目をご参照ください。

評価版には以下の注意事項がございます。ご留意の上でお使いいただきますよう お願いいたします。

  • 評価期間は製品インストール後30日間ご利用いただけます
  • 作成可能な監視項目数は製品版と同様に200項目まで作成可能です
  • 製品版と評価版に機能の差はありません
  • 評価版はサポート対象外です

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FAQ

BOM 5.0マネージャの初期パスワード
BOM 5.0マネージャから監視対象コンピュータへ接続する際にはパスワードが必要です。 初期パスワードは "bom" となっています。
システム設定ウィザードでパスワードの変更を実施いただきますようお願いいたします。
テンプレートの設定値
テンプレートの設定値はあくまでサンプルであり、ご利用環境によってはしきい値等の設定を変更する必要があります。
追加テンプレート
BOM5.0リリース後に販売された製品には、対応したテンプレートを追加のテンプレートとして弊社Webサイトで公開していきます。 公開されたテンプレートは弊社Webサイトから無償でダウンロードして、ご利用いただく事が可能です。
マニュアルについて
BOMのマニュアルおよび各オプション製品のマニュアルは、オンラインヘルプとPDFで提供しています。
BOM 5.0マネージャをインストールした場合、BOM 5.0マネージャを起動後メニューのヘルプから参照できます。

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