「監視サービス稼働中のインスタンスが集中監視コンソール上で『停止』と認識される」 集中監視 Web サービスが監視インスタンスにポーリングする際はデータベース更新で不整合が生じないよう排他処理を行うが、既に別スレッドが初期化処理を実施しているタイミングで同時に複数のスレッドが排他コンポーネントを初期化しようとすると、Null Pointer Exception が発生してデータベースが正常に更新できず、集中監視コンソール上で監視インスタンスが「監視サービスが停止中」と認識される。 修正モジュールが未適用の状態で集中監視コンソールをご使用の場合、本現象は動作環境に関わらず発生する可能性があります。
「集中監視 Web サービスでポーリングが『実行中』のまま更新されない」 集中監視 Web サービスが監視対象のインスタンスへポーリングを実行した際、監視インスタンスのサービス状態取得に失敗してもポーリングフラグがOFFにならないことがあり、それ以降のポーリングが実行されなくなる。 この状態になると、集中監視コンソール上のポーリング状態が「実行中」のまま更新されず、集中監視コンソール上のステータス欄に表示されるべき画像が空白になる。 修正モジュールが未適用の状態で集中監視コンソールをご使用の場合、本現象は動作環境に関わらず発生する可能性があります。
モジュール全体について 本モジュールは、BOM for Windows Ver.7.0 SR1 専用です。 BOM for Windows Ver.7.0 SR無し をご使用の場合は、「BOM for Windows Ver.7.0 SR1 バージョンアップインストーラ」で SR1 へアップデートした後に本修正モジュールを適用してください。
本モジュールを実行すると、該当のコンピューター上にアップデートの対象となる機能がインストールされているかを自動で判別し、インストールされていない場合は適用をスキップします。 ただし、アップデートモジュールのインストール情報は Windows OS 上に保持されるため、後から該当の機能を追加した場合でも本アップデートモジュールが適用された状態でインストールされ、各機能の追加後に改めて当アップデートモジュールを適用する必要はありません。
「BOM 7.0 SNMP マネージャーサービスを使用する環境で、CPU 使用率が 100% になる」件の修正適用について 本不具合による現象は Windows Server 2016 および Windows 10 のみで顕在化しますが、修正済みモジュールの適用は OS の種類に関わらず実行されます。
名前欄に「BOM for Windows Ver.7.0 SR1」が存在しない、または「BOM7.0SR1_201803」より前にリリースされたアップデートモジュール名(「BOM7.0SR1_201801」または「BOM7.0SR1_201802」)が表示されている場合は、本モジュールの適用が必要です。
[適用手順] モジュールの適用方法については、以下のリンクよりダウンロードしたアーカイブに同梱されている「readme.txt」を参照してください。 また同様に「集中監視 Web サービス スケジュール対応」の詳細については、ダウンロードファイルに同梱された導入マニュアル(pdfファイル)を参照してください。
[更新履歴] 2018/05/09 初版公開
2018/05/10
[更新内容]に注記を追加
[モジュール適用状況の確認方法]に情報を追加
誤記修正
同梱の「readme.txt」について、情報の内容に影響のない誤記を修正。
ダウンロードファイル名を「BOM70_SR1_UPD20180510.zip」に変更。
2019/02/15 「BOM for Windows Ver.7.0 SR1 向けアップデートモジュール(201901)」公開に伴い、ファイルの公開を停止
[公開終了] BOM for Windows Ver.7.0 SR1 向けアップデートモジュール(201803)