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セイテクエンジニアのブログ かつて山市良と呼ばれたおじさんのブログ ITニュース. 5月のセキュリティ更新、ホットパッチ月なのに再起動?
2026年05月13日配信
執筆者:山内 和朗
今日は毎月第2火曜日(米国時間)恒例のWindows、.NET、.NET Framework、Microsoft 365 Appsのセキュリティ更新日です。少しいつもと違うことがあったのでお伝えしておきます。
The May 2026 Windows security update is now available|Windows message center(Microsoft Learn)
Windows UpdateのBリリースのセキュリティ更新に関しては、時差の関係で日本では第2火曜日の翌日の早朝(AM 3:00頃)に利用可能になるのが通常です。そして、Bリリースと同じ日にリリースされるMicrosoft 365 Appsの更新は、いつもは日本時間で前日の18:00頃(米国時間の第2火曜日早朝)までにはリリースされていました。私は翌日の更新作業の負担を少しでも軽くするため、前日の夕方にMicrosoft 365 Appsの更新だけは済ませておくのですが、昨日はいつまでたっても更新がやってきませんでした。
そして翌日、今月の更新は日本時間で13日のAM 7:00頃に利用可能になりました。以下のリリース情報のページは、日本時間AM 9:00時点でまだ情報が更新されていません(画面1)。
Update history for Microsoft 365 Apps (listed by date)|Microsoft 365(Microsoft Learn)
画面1 この時点で最新チャネル(Current Channel)の最新ビルドはバージョン2604(ビルド19929.20164)。しかし、最新チャネルは毎週のように更新がやってくる
Windows Server 2022/2025 Datacenter Azure Edition、Windows Server 2025、Windows 11 Enterpriseを利用している場合、有料または無料でホットパッチ(HotPatch)を利用することができます。ホットパッチは3か月ごとのベースラインの更新(再起動が必要な通常の累積更新プログラム)と、その間2回の再起動が不要なホットパッチの組み合わせて長時間連続可能を可能にするものです。先月4月は再起動が必要なベースラインの更新であり、今月5月は再起動が不要なホットパッチの提供月です。
しかし、ホットパッチを利用している場合、今月は5月の.NET Frameworkのセキュリティ更新プログラムのインストールの影響で再起動が要求されました(画面2)。連続稼働のためにホットパッチを利用している場合は、注意してください。

画面2 5月のホットパッチは再起動なしでインストールが完了したが、.NET Frameworkのセキュリティ更新が再起動を要求(画面はホットパッチが有効なWindows 11 Enterprise)
先日、Windows Updateでのスムーズな更新のためのファイアウォールとプロキシ設定と問題解決のためのガイドが公開されました。組織の特定のネットワーク環境でWindows Updateのトラブルに悩まされている場合は、このガイドを参考にしてみてください。
Configuring firewall and proxies for smooth Windows updates|Windows IT Pro Blog(Tech Community)