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セイテクエンジニアのブログ かつて山市良と呼ばれたおじさんのブログ ITニュース. Azure Arc対応サーバー用Windows Admin Centerの一般提供
2026年10月21日配信
執筆者:山内 和朗
Microsoft Azureでは、Windows Serverを実行するAzure VM向けに、拡張機能「Windows Admin Center for Azure Virtual Machines(以下、WAC for Azure VMs)」を提供しています。Azureポータルからこの拡張機能をセットアップすることで、Azure VM上のWindows ServerをAzureポータル経由で管理できます。このAzureポータルとの一貫性のあるエクスペリエンスが、Azure Arc対応サーバー(Azure Arc-enabled Servers)でも利用可能になりました。
Adding granular control: Windows Admin Center for Azure Arc-enabled Servers is now GA!|Windows Admin Center Blog(Tech Community)
「Windows Admin Center for Azure Arc-enabled Servers(以下、WAC for Azure Arc対応サーバー)」は、Azure Arcに登録されたWindows Serverで無料で利用することができます。この機能は、「Azure Arc|マシン」ブレードのAzure Arc対応サーバーのページを開き、「Windows Management」内の「Windows Admin Center」からセットアップを開始し、セットアップ後、「Connect」をクリックして接続し、利用することができます(画面1、画面2)。なお、「Connect」ボタンで接続するためには、現在のユーザーに対して、このA「Windows Admin Center Administrator Login」のアクセス許可を付与する必要もあります(許可がない場合は、"You must be a part of the Windows Admin Center Administrator Login group to connect..."と表示され、アクセス許可を管理するためのリンクが上部に表示されます)。

画面1 WAC for Azure Arc対応サーバーのセットアップ。既に対象のサーバーにWAC(v2)がインストール済みである場合は、置き換えられ、WAC(v2)の複数サーバー管理機能は利用できなくなることに注意

画面2 「Connect」ボタンをクリックして接続すると、WAC for Azure VMsや通常のWAC(v2)ソフトウェアで見慣れた管理コンソールが表示される。WAC(v2)のように複数サーバーを管理する機能はなく、拡張機能がインストールされた1台の管理専用になる
WAC for Azure VMsは、Azure VMへのプライベートな接続が利用可能でない限り、パブリックIP経由で利用することになりますが、WAC for Azure Arc対応サーバーはパブリックIPや、VPNなどのプライベートな接続を必要とせず、プライベートなインフラストラクチャの管理を可能にします。WAC for Azure Arc対応サーバーのトラフィックは、Azure ArcエージェントとAzure間の既存の接続を通じて送信されるため、AzureポータルへのHTTPS接続を介して、オンプレミスや他社クラウド上のWindows Serverのさまざまな管理やリモートデスクトップ接続、PowerShell接続を安全に利用できます(画面3)。

画面3 対象のサーバーへの直接的な接続手段(VPNなど)がなくても、Azureポータルの「Windows Admin Center」ブレードからリモートデスクトップ接続やPowerShell接続が可能
この機能はもともと「Windows Server Management enabled by Azure Arc」としてWindows Server従量課金(Pay As You Go)ライセンス(Windows Server 2025以降)やWindows Serverのソフトウェアアシュアランス加入者に無料で提供されてきたもので、今回の一般提供では、そのライセンス要件が撤廃されました。
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