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セイテクエンジニアのブログ かつて山市良と呼ばれたおじさんのブログ ITニュース. Sysinternals更新情報: Procexp v17.21、Autoruns for Linux、Procexp for Mac他
2026年11月06日配信
執筆者:山内 和朗
Windows、Linux、およびmacOS向けのSysinternalsユーティリティに、多数の更新があります。主にバグ修正ですが、Process Exp(Procexp) v17.21に新機能、今回、Linux向けのAutorunsとmacOS向けのProcexpがv1.0として新たに登場しました。
Autoruns for Linux, ProcExp for macOS, macOS tools, Linux tools, ProExp, ProcMon, PsTools, and more|Sysinternals Blog(Tech Community)
Windows向けのProcess Explorer(Procexp)は、高度なプロセス診断、管理ユーティリティです。タスクマネージャーの高機能版と言ってもいいでしょう。実際、Windosのタスクマネージャーを置き換えるオプションも用意されています。Procexpは、システムで動作中のプロセス一覧はもちろん、CPU、メモリ、I/O、GPU、デバイスの高精度なパフォーマンス情報、プロセスが持つ属性や親子関係、プロセスに読み込まれたDLL、プロセスが開いているハンドルなどをリアルタイムに表示することができ、コード署名を検証する機能、プロセスの中断や強制終了する機能、強力な検索機能など豊富な機能を備えています。最新のProcexp v17.21では、検索(Search)ボックスに「Save」ボタンが追加され、検索結果をCSV形式でファイルに保存できるようになりました(画面1、画面2)。
Process Explorer v17.21|Sysinternals(Microsoft Learn)
画面1 検索(Search)ボックスに「Save」ボタンが追加され、検索結果をCSVファイルに出力できるようになった

画面2 保存されたCSVファイルの内容
Windows向けユーティリティでは、この他、以下のユーティリティの更新バージョンがリリースされています。いずれもバグ修正です。
Du v1.63、Junction v1.08、PsExec v2.44、PsShutdown v2.64、PsSuspend v1.1、RDCMan v3.23、ZoomIt v12.31
Autoruns 1.0 for Linux|microsoft(github.com)
従来からあるWindows版Autorunsは、Windowsの自動開始場所の包括的な知識を備えており、システムの起動時やログイン時、スケジュールされたタスク、サービスなどで実行されるように設定されているプログラム、Internet Explorer、エクスプローラー、OfficeアプリケーションなどWindows標準アプリケーションを起動した際に実行されるプログラムなどを調査し、分類して表示します。Linux版Autorunsは、Linuxシステム、ユーザー、ブラウザー、デバイス、マウント、ネットワーク、およびアプリケーションのイベント発生時に起動するように設定されたプログラムやモジュール、スクリプト、サービス、拡張機能、その他の統合機能を調査します(画面3)。

画面3 Autoruns for Linuxの出力例
Linux向けにはこの他、ProcDump 3.6 for Linux、Process Monitor(Procmon) 2.3 for Linux、SysinternalsEBPF 2.3のリリースがアナウンスされていますが、現時点で更新バージョンの存在を確認できませんでした。現時点で確認できた最新バージョンは、ProcDump 3.53、Procmon 2.2.2、Sysmon 1.5.3、SysinternalsEBPF 2.2.2でいずれも2026年9月11日以降にリリースされたものです。
Windowsで人気のSysinternalsユーティリティであるProcexpに、macOS版が登場しました。Procexp for Macは、Windows版Procexpの主要な機能をmacOS(14以降)向けにネイティブに実装したものです。
Process Explorer 1.0 for Mac|microsoft(github.com)
macOS向けにはこの他、Listent 1.1.0がリリースされています。jcd 1.1とZoomIt 12.3.2のリリースがアナウンスされていますが、現時点で確認できたのは2026年5月8日リリースのjcd 1.0.2と2026年10月15日リリースのZoomIt 12.3.1です。
LinuxおよびmacOS向けのSysinternalsユーティリティも数が増えてきました。現在、提供されているユーティリティを以下にまとめました([]内は2026年11月6日時点の最新バージョン)。対応ディストリビューションやバージョンなどの要件やインストール方法については、各ユーティリティのリンク先(github.com)のドキュメント(README.mdやINSTALL.md)で確認してください。
Linux向け
Autoruns for Linux[1.0.0 新登場]
ProcDump for Linux[3.5.3]
Process Monitor for Linux[2.2.2]
Sysmon for Linux[1.5.3]
SysinternalsEBPF[2.2.2]
jcd for Linux/Mac [1.02]
macOS向け
Process Explorer for Mac[1.0.0 新登場]
ProcDump for Mac[1.0]
ZoomIt for Mac[12.3.1]
Listent for Mac[1.1]
jcd for Linux/Mac [1.02]