オンプレミスとAzureに用意したHyper-Vベースのラボ環境では、VMテンプレートをオフラインパッチするためのスクリプトを用意しています。2024年8月のセキュリティ更新プログラムのオフラインパッチ作業をビデオ化しました（音声はありません）。
vol.38 Hyper-V VMの管理に役立つスクリプト｜ラボ環境 in オンプレを作る（6）
vol.31 VMテンプレートのオフラインパッチスクリプト｜続・ラボ環境 on Azure（3）
VMテンプレートのゲストOSは、ホストOSと同じWindows Server 2022です。ホストOSにWindows UpdateでインストールされたWindows（OSビルド20348.2655）と.NET Frameworkの更新プログラムを、Microsoft Update カタログ（https://www.catalog.update.microsoft.com/Home.aspx）からダウンロードし、VMテンプレートのVHDXに適用しました。このデモで使用しているスクリプト（offlinepatch.ps1およびoptimze-vhd.ps1）については、vol.38で紹介しています。
オフラインパッチ後のVMテンプレートをインポートして起動すれば、ホストOSと同じ更新ビルド（OSビルド20348.2655）になっていることを確認できます。VMテンプレートには応答ファイル（Unattend.xml）を仕込んでいるため、起動するだけでセットアップ（Mini-Setup）が完了している点にも注目してください。
※この動画は再生速度の調整や不要なコマのカットなど、編集により3分以内になっていますが、オリジナルは13分間の連続した動画です。言い換えれば、オフラインパッチによるWindowsと.NET Frameworkの累積更新プログラムのインストールに10分もかかっていないということです（物理サーバーやディスクの性能に依存します）。
