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メモ. “テストメール環境 on WSL 2” on Windows Server 2025|過去記事フォローアップ

2024年12月10日配信
2025年04月22日更新
執筆者:山内 和朗

 この連載の以下の回では、Windowsに簡単導入でき、ポータビリティの高い、評価、検証に使えるクローズドなメール送受信環境を、「Windows Subsystem for Lunuxバージョン2(WSL 2)」で構築しました。その際はWindows Server 2022で構築したのですが、同じイメージ(Ubuntu_mailenv.tar)をWindows Server 2025で問題なく動かすことができるのか検証しました。以下の記事のvol.20と同じことを、Windows Server 2025でやってみたということです。

vol.19 新シリーズスタート、テストメール環境 on WSL 2の野望
vol.20 WSL 2で作るクローズドなメール送受信環境のデモ
vol.21 WSL 2(Ubuntu)に、構成済みメール環境を組み込む(前編)
vol.22 WSL 2(Ubuntu)に、構成済みメール環境を組み込む(後編)

検証の結果、問題なく動きます!

 

 詳しい仕組みや、メール環境のイメージ(Ubuntu_mailenv.tar)の作成方法については過去の連載記事を見ていただくとして、以下のスクリーンショットが示すように問題なく動くことが分かりました。

 

画面1
画面1 Windows Server 2025にWSL 2をインストールする

画面2
画面2 メール環境のイメージ(Ubuntu_mailenv.tar)をインポートする

画面3
画面3 TelnetクライアントでSMTP、POP3、IMAP4への接続を確認する

 

 この後、Ubuntuにユーザーを作成すれば、メールクライアント(※Thunderbirdなどに一部に限定されます、高い接続セキュリティを要求するクライアント(Outlookなど)は使用できません)や管理ツール(BOM for Windowsなど)からメールを送受信できるようになります。

 

追記) ラボ環境で使用しているポートプロキシ用のPowerShellスクリプトについては、正常に機能させるために「connectaddress=$ubuntuip」を「 connectaddress="$ubuntuip"」に書き換える必要がありました。理由は不明です。

 

Windows Server 2025大特集(1)|...|メモ

 

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