リプレース前の調査工数削減に成功!
「SSD-assistance」がもたらしたサービス品質の向上
株式会社アイエスエフネットはサーバーの仕様書における、さまざまな課題を抱えていたが、「SSD-assistance」を導入することでその大部分が解決した。仕様書の作成はもちろん、エンジニア研修にもメリットが?
アイエスエフネットは企業のITシステムの課題解決に向けて、状況やニーズに応じた幅広いソリューションを提供するITインフラ企業だ。
そのような同社には約 2,000 名の IT インフラエンジニアが在籍し、クラウド、サーバー、ネットワークセキュリティ分野におけるクライアントの課題解決に奔走している。
また「人財育成会社」を企業ブランドとして、インフラエンジニアの育成にも力を入れているのが特徴だ。30 名程度のプロジェクトチームを組んで対応している現場もあるが、通常は数名~多くても 5 名程度でプロジェクトを担当するため、エンジニアには、“プロジェクトリーダー”として案件を引っ張っていく力が求められるからだ。
「我々は IT インフラを専門にしておりますが、IT インフラのみを行う会社はほとんどありません。まず、エンジニアではない人からすると何をやっているかわからないので、目指そうとする人が増えないんです。IT インフラは電気やガス水道などの生活インフラと比較すると、まだまだその重要性を認知されていませんが、IT 産業には欠かせない存在です。我々はそのような IT の屋台骨を担うインフラエンジニアの認知を上げて、皆が誇りを持てるような職種にしたいと考えて、日々の業務に取り組んでいます」。(浜田氏) アイエスエフネットのようにインフラに特化した集団は広い IT 業界をみても稀な存在だ。分野を絞り集約された知見をもとに、今日もエンジニアたちがエンドユーザーの課題と向き合っている。
技術本部 技術第1部 基盤グループ 本橋 伸明 氏 |
アイエスエフネットでは、サーバーの調査・構築・検証・運用など様々な業務シーンで、サーバーの仕様書を作成するが、「SSD-assistance」導入前に特に苦労していたのが、リプレース前の現地調査だ。 「今の環境を維持しつつ、システムをリプレースしたいお客様が多いのですが、現地調査がうまくいっていないと、要望通りの移行ができません。事故に繋がる可能性がある部分なので調査を踏まえてリプレース、その結果についても確認する必要があります。 「SSD-assistance」でお客様のシステムの設定情報を把握できるようになったおかげで、調査部分の負担が軽減されました」。(本橋氏) 調査部分の負担が軽減されたことにより、自動的に構築の動作検証も楽になったと本橋氏は語る。 |
執行役員 / CTO ソリューション本部長 浜田 将稔 氏 |
浜田氏は「SSD-assistance」を活用することで、エンドユーザーへのメリットのみならず、エンジニアの研修にも影響があったと語る。 「我々はエンジニア人財の教育・育成にも力を入れていますが、インフラエンジニアの実践研修は、どうしても一方通行になりがちです。実際に構築をするような研修をやると、ぴったりと同じことをやってくれないと、講師側がうまくいっているかをチェックできないんですね。「自由にこういうものを作ってください」とお願いしても、それがうまくいっているのかを判断できません。「SSD-assistance」があれば、サーバーの設定情報を比較できるので、講師が作った模範解答と研修を受けているエンジニアの成果物のどこが違うのかをチェックできるようになります。これはエンジニア教育に対して大きなメリットだと感じています」。(浜田氏) 「SSD-assistance」は、エンジニアの育成にもポジティブな影響を与えている。 |
設立 | 2000年 1月12日 |
資本金 | 1億円 |
業種 | 情報・通信業 |
事業概要 | システム構築に関する設計、施工、保守及び、コンサルタント業務、有料職業紹介業務、労働者派遣事業 |
ホームページURL | https://www.isfnet.co.jp/ |
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