サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」は、情報採取ツールで採取したサーバーやクライアントの設定情報ファイルを専用のウェブサイトにアップロードすることで、見やすく整形された設定仕様書やパラメーターシートを生成できるサービスです。ご提供方式には SaaS 版とデスクトップ版を用意しており ( → SSD-assistance 料金プラン )、ご使用の環境に応じて選択していただけます。
また、生成される設定仕様書は、サーバーの役割など応じて目的ごとに複数のフォーマットデザインがご利用いただけ、すべて xlsx (Microsoft Excel) 形式のファイルですので情報の追加削除など編集も自由に行っていただけます。
SSD-assistance デスクトップ版は、採取した設定情報ファイルをウェブサイトにアップロードせずに、設定仕様書やパラメーターシートの生成が可能です。これにより、セキュリティポリシーなどの都合で採取した設定情報ファイルをクラウドサービスにアップロードするのは難しい環境でもご利用いただけます。
今回ダウンロードいただいた「無償版」は、SSD-assistance デスクトップ版をベースにしたサービスです。生成できる設定仕様書は Windows 環境の pdf 形式のみ、採取できる情報も systeminfo と同等の内容に限られますが、設定仕様書を簡単に作成できることのメリットは十分に感じていただけるものになっております。
またこの無償版では物足りないと感じられた皆様には、サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」SaaS 版、デスクトップ版ともに製品と同等の機能をフルにお試しいただける 評価利用 も提供しております。
■ サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」サービス概要
■ 製品版の設定仕様書出力サンプル、その他製品資料はこちら
■ 評価利用のお申込みはこちら
本書では、製品、サービス名について以下の略称を使用する場合があります。
製品・サービス名 | 本書での略称 |
サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」デスクトップ版 | SSD-assistance (※) |
Windows 情報採取ツール | 情報採取ツール |
SSD-assistance デスクトップ版 設定仕様書生成ツール | 設定仕様書生成ツール |
※ 提供プラン、異なるサービスの提供形態を指す場合、末尾に「無償版」「製品版」や、「SaaS 版」「オンプレミス版」「デスクトップ版」などの表記を付加します。
SSD-assistance 無償版は zip 形式で圧縮された状態で配布されています。本ファイルをウェブサイト上からダウンロードして展開すると、以下のようなフォルダー構成になります。
ssdadt_free.zip
+ 【必ずお読みください】SSD-assistance 無償版をはじめて利用される方へ.pdf
+ [製品版設定仕様書サンプル]
+ readme.txt
+ <…SSD-assistance 製品版設定仕様書サンプル…>
+ ssdadt_free.exe
+ [SSDAGenerator_free]
+ GeneratorDesktop.exe
+ GeneratorDesktop.exe.config
+ <…以下略…>
SSD-assistance 無償版を使用する際は、ダウンロードファイルを任意の場所に保存後、展開してください
情報採取ツールは、SSD-assistance で Windows 環境の設定仕様書を生成するために必要な情報を、対象の環境から採取するためのアプリケーションです。 本ツールの実行に際して、対象とする Windows 環境の設定や動作に影響を与える可能性のある操作 (インストールや設定ファイルの変更など) は必要とせず、情報の採取後はフォルダーごと削除するだけで元の状態に戻すことができます。
情報採取ツールは、SSD-assistance SaaS 版などをはじめとする各サービスやプランでそれぞれ異なるものが提供されており、相互に共用することはできません。サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」デスクトップ版の無償版を利用する際は、無償版をダウンロードした際に同梱されているものを使用してください。
情報採取ツールのバージョンは、本サービスが更新された際などに更新される場合があります。 旧バージョンの Windows サーバー情報採取ツールで採取した設定情報ファイルをもとに、更新された設定仕様書生成ツールでサーバー設定仕様書を生成することや、またその逆も原則としては可能ですが、更新で追加された機能などに対応できない場合がありますので、可能な限りダウンロードした際に同梱されている「情報採取ツール」と「設定仕様書生成ツール」の組み合わせで使用してください。
情報採取ツールは、以下の Windows OS (日本語版) 上で動作します。
バージョン | エディション | サービスパック / アップデート |
Windows Server 2022 デスクトップエクスペリエンス |
Standard Edition Datacenter Edition |
― |
Windows Server 2019 デスクトップエクスペリエンス |
Standard Edition Datacenter Edition |
― |
Windows Server 2016 デスクトップエクスペリエンス |
Standard Edition Datacenter Edition |
― |
Windows Server 2012 R2 | Standard Edition Datacenter Edition |
Update 1 |
Windows 10 (64-bit) | Pro Edition Enterprise Edition |
21H1 以降 |
設定仕様書生成ツールは、情報採取ツールで採取したコンピューターの設定情報から、pdf 形式の設定仕様書を生成するツールです。
設定仕様書生成ツールの使用に際して、インストールなどの作業は必要ありません。展開したフォルダー内の実行ファイルを起動するだけで使用でき、使用後はフォルダーごと削除するだけで元の状態に戻すことができます。
情報採取ツールには有効期間が設定されており、当社での公開から 1 年間使用可能です。
設定仕様書生成ツールは、以下の Windows OS (日本語版) 上で動作します。
名称 | バージョン |
Windows 11 | ― |
Windows 10 (64-bit) | 21H1 以降 |
SSD-assistance で設定仕様書を生成する際は、以下の流れで各ツールを使用してください。
<コンピューター名>_YYYYMMDDhhmmss.zip
例) samplePC_20220626213856.zip
情報採取ツールの実行中に何らかのエラーが発生した場合は、"ssdadt_free.exe" と同じディレクトリに以下の名称でエラーログファイルが出力されます。
<コンピューター名>_YYYYMMDDhhmmss_ERROR.log
例) samplePC_20220626213856_ERROR.log
情報採取ツールのエラーは、以下のような要因で一部の情報採取に失敗した際に発生しますので、本ツールの実行環境を確認してください。
自動入力される値:
[採取ファイルの保存フォルダー]¥Windows-無償版設定仕様書_[「採取ファイル名」(拡張子除く)].pdf
例:以下の設定仕様書を出力する場合
「採取ファイル」 "C:¥temp¥winpc01_20220525113133.zip"
「生成ファイル」に自動入力される内容
"C:¥temp¥Windows-無償版設定仕様書_winpc01_20220525113133.pdf"
設定仕様書生成ツールでは各ライセンス形態に従ってオープンソースソフトウェア (OSS) を利用しており、各 OSS のライセンスは展開した本ツールの配下の [licenses] フォルダに格納しています。
開発者、および開発コミュニティの皆様には深く感謝をいたします。
本サービスについてのご意見・ご要望は、当ホームページのお問い合わせフォームから送信ください。