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What's New in SSD-assistance: #5 アライドテレシス xシリーズ対応

2026年04月15日配信
執筆者:セイ・テクノロジーズ エバンジェリスト

  サーバー設定仕様書自動生成サービス『SSD-assistance』は、WindowsやLinuxといったサーバーの設定仕様書を、物理・仮想を問わずに生成できるサービスです。 SSD-assistanceは、サーバーだけでなく、ハイパーバイザー(VMwre ESXi、Hyper-V)やパブリッククラウド(Amazon Web Services、Microsoft Azure)、ネットワークデバイス(FortiGate、Cisco Catalystシリーズ《L2スイッチ》)へと対応を拡大してきました。2026年3月13日リリースの最新版では、新たにアライドテレシス製L2/L3スイッチであるxシリーズに対応しました。L3スイッチへの対応は、SSD-assistanceとして初めてのことです。


サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」がアライドテレシス xシリーズに対応(2026年03月16日)|ニュース

 

configファイルを設定仕様書(Excel)で可視化、共有できる

 

 一般的に、ネットワークデバイスの設定情報は、CLIベースのconfigファイルで管理されることが多く、設定内容の把握や共有が特定の担当者に偏ってしまうことが問題になることがあります。SSD-assistanceを使用すると、ネットワークデバイスの設定情報を可読性の高い、共通フォーマットの設定仕様書として可視化することができ、運用やトラブル対応、担当者やベンダーの引き継ぎなどに活用することができます。

 SSD-assistanceが新たに対応した「Allied Telesisスイッチ設定仕様書」は、以下のファームウェアを搭載したアライドテレシス製xシリーズのL2/L3スイッチに対応しています。

 

  • AlliedWare Plus バージョン 5.5.3-x.x

  • AlliedWare Plus バージョン 5.5.4-x.x

  • AlliedWare Plus バージョン 5.5.5-x.x


 Allied Telesis スイッチ設定仕様書は、スイッチの設定情報をExcelワークシート形式(.xlsx) で出力します。Excelワークシートは以下のシートで構成され、設定情報を分類してドキュメント化します(画面1)。

 

  • Global Configuration ・・・ デフォルト有効機能の明示設定、Platformの詳細
  • VLAN・インターフェース ・・・ VLANデータベース、VLAN、Port、LAG、PoEの詳細
  • 経路制御 ・・・ スタティックルーティングの詳細
  • L2機能 ・・・EPSR、スパニングツリーの詳細
  • 認証 ・・・ Port認証、RADIUSクライアント、ローカルRADIUSサーバー、サプリカントMACの詳細
  • QoS ・・・ Qos有効/無効、クラスマップ、ポリシーマップの詳細
  • アクセスリスト ・・・ アクセスリスト、アクセスグループ(インターフェースモード)、VLAN アクセスマップの詳細
  • IP付加機能 ・・・ DHCPサーバー、DHCPクライアント、DNSの詳細
  • 運用管理 ・・・ SNMP、NTP、ログ、Telnetサーバー、SSHサーバー、Pingポーリング、トリガー、メール送信、TFTPサーバーの詳細

 

画面1 Allied Telesis スイッチ設定仕様書 (クリックでVLAN・インターフェースと運用管理のサンプルを表示)

画面1 Allied Telesis スイッチ設定仕様書 (画像のクリックで中身のサンプルの一部が見えます!)

 

知識や経験は不要、Windows PCからリモートで情報採取、その場で設定仕様書を生成

 

 アライドテレシスxシリーズのスイッチについては、Windows 11(Pro/Enterprise)で動作するSSD-assistanceデスクトップ版の「ネットワークデバイス情報採取ツール(Cisco、アライドテレシス)」および「設定仕様書生成ツール」を使用して、設定情報の収集およびAllied Telesis設定仕様書の生成が可能です。これらのツールは、SSD-assistanceデスクトップ版専用サイト(ご契約様向け)から.zip形式でダウンロードできるので、ダウンロードした.zipファイルを任意のパスに展開してください。

 「ネットワークデバイス情報採取ツール」(.zip展開先のstart.batを実行)で情報を採取するのに必要なのは、アライドテレシスのデバイスにTelnetまたはSSH接続するためのホスト名(またはIPアドレス)およびパスワードとデバイス「Allied Telesis」の選択、そして必要に応じてenableパスワード(特権EXECモードにアクセスするためのパスワード)だけです(画面2)。デバイスに直接ログインしてコマンドを実行するような操作は一切必要ありません。

 

画面2 「ネットワークデバイス情報採取ツール」にTelnetまたはSSHの接続情報を入力し、アライドテレシスのデバイスを登録する
画面2 「ネットワークデバイス情報採取ツール」にTelnetまたはSSHの接続情報を入力し、アライドテレシスのデバイスを登録する

 

 ネットワークデバイス情報採取ツールはCiscoとアライドテレシスの両方のデバイスに対応しており、複数のデバイスの接続情報Ciscoとアライドテレシスの混在可) を記述したCSVファイルを用意して、複数デバイスを一括に登録し、バッチ的に情報を採取することもできます。CSVファイルの形式については、「ネットワークデバイス情報採取ツール」の.zip展開先にある「sample.csv」を参考にしてください。

 
 1台以上のデバイスを登録したら、「出力先フォルダー」を指定し、「実行」ボタンをクリックします(画面3)。接続に問題がなければ1台あたり数秒で情報の採取が完了し、出力先フォルダーに対象のデバイスごとに採取ファイル(.zip)が作成されます。

 

画面3 1台以上のデバイスを登録したら、「実行」ボタンをクリックして情報を採取する
画面3 1台以上のデバイスを登録したら、「実行」ボタンをクリックして情報を採取する

 「ネットワークデバイス情報採取ツール」で取得した採取ファイル(.zip)*1は、「設定仕様書生成ツール」を使用してExcelワークシート形式(.xlsx)のAllied Telesis(またはCisco Catalyst)設定仕様書として出力することができます。「設定仕様書生成ツール」を起動したら(.zip展開先のGeneratorDesktop.exeを実行)、「ネットワークデバイス」タブに切り替え、「追加」ボタンのクリックまたはファイルのドラック&ドロップで1つ以上の採取ファイル(.zip)を追加します。設定仕様書のデザインは、採取ファイル内の情報を基に「Allied_Telesis_スイッチ設定仕様書」または「Cisco_Catalyst_設定仕様書」が自動選択されます。「保存先フォルダー」を確認し、必要に応じてそのパスを変更したら「生成」ボタンをクリックします(画面4)。1採取ファイルあたり数秒で設定仕様書(.xlsx)の生成が完了します(画面4)。
*1 採取ファイル(.zip)には"show running-config all"および"show version"の実行結果が含まれていますが、そのままの形式(.zip)でファイルを「設定仕様書生成ツール」に渡します。ZIP圧縮を展開する必要はありません。

 

ssda_allied_scr04c
画面4 設定仕様書生成ツールの「ネットワークデバイス」タブに1つ以上の採取ファイル(.zip)を追加し、「生成」ボタンをクリックする

 

 「Allied Telesis スイッチ設定仕様書」のサンプルを含むSSD-assistanceサービス資料3点セットは以下のページよりダウンロードできます。
https://www2.say-tech.co.jp/product/ssda/consider/download-3set

 サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」の無料トライアル(評価版)をご利用いただけます。ご希望の際は、以下のフォームよりお申し込みください。
https://www2.say-tech.co.jp/ssda-eval

 

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