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What's New in SSD-assistance: #4 Linuxへの対応をさらに強化

2026年04月08日配信
執筆者:セイ・テクノロジーズ エバンジェリスト

 サーバー設定仕様書自動生成サービス『SSD-assistance』は、WindowsやLinuxといったサーバーの設定仕様書を、物理・仮想を問わずに生成できるサービスです。2026年3月13日に更新されたサービスおよびツールでは、Linux設定仕様書において、いくつかのアプリケーション設定の出力に対応しました。

 

SSD-assistance サービス更新情報|SAY Technologies

 

新たにサポートされた5つのアプリケーション設定

 

 サーバー設定仕様書は、システム構築時だけでなく、運用の基準にもなる重要なドキュメントであり、変更管理、障害復旧、担当者やベンダーの引き継ぎに不可欠なものです。設定仕様書は作成に工数がかかること、人手によるミスの混入、属人化による品質やフォーマットのばらつきが課題です。SSD-assistanceを使用すれば、情報採取から設定仕様書生成まで自動化されるため、作成工数を劇的に削減でき、人的ミスを排除しながら、統一フォーマットに標準化できるというメリットがあります。

 

 SSD-assistanceのLinux設定仕様書(Excelワークシート《.xlsx》)には、以下のシートが存在し、各シートに設定情報が出力されます。青色のシート名は2023年7月14日から、橙色のシート名は2026年3月13日から出力可能になったものです。

 

  • システム ・・・ OSやハードウェアなどシステム全般
  • ディスク ・・・ ディスク構成、および論理ボリュームの構成
  • ネットワーク ・・・ ネットワーク構成、およびチーミングやボンディングなどネットワーク全般
  • ファイアウォール ・・・firewalld、またはUncomplicated Firewall (ufw)の設定内容、およびnftablesのルールセット 
  • パッケージ ・・・ インストール済みのパッケージの一覧
  • サービス ・・・ サービスの一覧
  • ユーザーとグループ ・・・ ユーザー、およびグループの一覧
  • SSH ・・・ OpenSSHの設定内容
  • NTPサーバー ・・・ NTPサーバーの設定内容
  • カーネルパラメーター ・・・ カーネルパラメーターの一覧
  • クラッシュダンプ ・・・ kdumpの設定内容
  • cloud-init ・・・ cloud-initの設定内容。クラウド上のLinux VMに必須のコンポーネント
  • アプリケーション設定 ・・・ アプリケーション設定の一覧 New!

 

 2026年3月13日時点で新たに出力サポートされたのは、以下に示す5つのアプリケーションです(画面1)。

 

アプリケーション 設定ファイル 出力先シート名
systemd-timesyncd /etc/systemd/timesyncd.conf NTPサーバー
kdump-tools /etc/default/kdump-tools クラッシュダンプ
httpd (※RHEL系のみ) /etc/httpd/conf/httpd.conf アプリケーション設定
Postfix /etc/postfix/main.cf
/etc/postfix/master.cf
アプリケーション設定
Samba /etc/samba/smb.conf アプリケーション設定

 

画面1 新たに出力されるようになったアプリケーション設定情報のシート(クリックで拡大)

画面1 新たに出力されるようになったアプリケーション設定情報のシート(クリックで拡大)

 

リモート情報採取ツールを使用したLinuxの情報採取について

 

 Linux設定仕様書用のための情報採取と設定仕様書の生成の方法は、これまでと変わりません。目的のLinuxホストと通信可能なWindowsコンピューターで、SSD-assistanceのご利用のサービス(SaaS版またはデスクトップ版)に対応した「リモート情報採取ツール(Linux OS、AWS、Azure、VMware)」を実行し、情報採取ファイル(.zip)をご利用のサービスの方法(ファイル送信フォーム《SaaS版》または設定書生成ツール《デスクトップ版》)で設定仕様書を生成します。

 リモート情報採取ツールは、Windows Server 2016以降のWindows Serverデスクトップエクスペリエンス、およびWindows 10(バージョン21H1以降) Pro/Enterprise、Windows 11 Pro/Enterpriseでの実行をサポートしています。情報採取対象のLinuxとしては、RedHat Enterprise Linux(RHEL) 7.1~10.x、CentOS、AlmaLinux、Rockey Linux(RHEL相当バージョン)、Ubuntu 18.04(LTS)、20.04(LTS)、22.04(LTS)、24.04(LTS)がサポートされています。最新情報については、「SSD-assistance サービス仕様」のページで確認してください。


 リモート情報採取ツールでは、「Linux」タブでLinuxホストに接続するためのIPアドレス、SSHポート(既定値は22)、ログインユーザー名、パスワードまたは鍵認証用の秘密鍵とパスフレーズ、必要に応じて実行ユーザーとそのパスワードを指定します(画面2)。Linuxホストのログインユーザー、実行ユーザーについて詳しくは、以下のFAQを参照してください。

リモート情報採取ツールのLinuxログイン/実行ユーザーについて-SSD-assistance FAQ(仮)|製品コラム

画面2 リモート情報採取ツールにLinuxサーバーへの接続情報を入力して、情報採取を実行する
画面2 リモート情報採取ツールにLinuxサーバーへの接続情報を入力して、情報採取を実行する

 

 「Linux設定仕様書」のサンプルを含むSSD-assistanceサービス資料3点セットは以下のページよりダウンロードできます。
https://www2.say-tech.co.jp/product/ssda/consider/download-3set

 サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」の無料トライアル(評価版)をご利用いただけます。ご希望の際は、以下のフォームよりお申し込みください。
https://www2.say-tech.co.jp/ssda-eval

 

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