製品コラム
セイテクエンジニアのブログ 製品コラム What's New in SSD-assistance: #3 Cisco Catalystシリーズ対応
2026年01月30日配信
執筆者:セイ・テクノロジーズ エバンジェリスト
サーバー設定仕様書自動生成サービス『SSD-assistance』は、WindowsやLinuxといったサーバーの設定仕様書を、物理・仮想を問わずに生成できるサービスです。SSD-assistanceは、サーバーだけでなく、ハイパーバイザー(VMwre ESXi、Hyper-V)やパブリッククラウド(Amazon Web Services、Microsoft Azure)、ファイアウォール(FortiGate)への対応も進めてきました。2025年8月25日リリースの最新版では、新たにCisco Catalystシリーズ(L2スイッチ)に対応しました。
サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」の機能強化した最新バージョンをローンチ(2025年08月25日)|ニュース
SSD-assistanceがFortiGateに続き、Cisco Catalystシリーズに対応したことで、ネットワーク環境の設定仕様書を自動生成できる範囲が拡大し、現場のエンジニアのドキュメント作成業務の属人化の解消と、業務効率の大幅な改善を実現できます。
ニュースリリースでお伝えしたように、SSD-assistanceはCisco Catalyst 2960シリーズ(IOS 15.2.x)およびCisco Catalyst 9200シリーズ(IOS XE 17.12.x)に正式に対応し、旧機種と現行機が混在するネットワーク環境においても「Cisco Catalyst 設定仕様書」を一括で自動生成することができます。この度、お客様からのCisco Catalyst 1000シリーズへの対応の要望に応え、Cisco Catalyst 1000シリーズ(IOS 15.2(7)Ex)の動作検証を完了し、2026年1月より正式に対応したことをお知らせします。
小規模・中規模オフィス向けのレイヤ2スイッチであるCisco Catalyst 1000シリーズは多くの導入実績がありますが、2025年4月30日に販売が終了し、製品サポートは2030年4月30日までにすべて終了する予定です。Cisco Catalyst 設定仕様書を活用することで、既存環境を把握し、今後のリプレース計画に役立てることができます。
SSD-assistanceは今後も、現行の他の機種や後継機種の検証、多ベンダー機器への対応も進めていきます。
Cisco Catalystシリーズのデバイスは、SSD-assistanceのデスクトップ版の「ネットワークデバイス情報採取ツール」および「設定仕様書生成ツール」を使用して設定情報の収集およびCisco Catalyst設定仕様書の生成ができます。これらのツールは、SSD-assistanceデスクトップ版専用サイト(ご契約様向け)から.zip形式でダウンロードできるので、ダウンロードした.zipファイルを任意のパスに展開してください。
「ネットワークデバイス情報採取ツール」(.zip展開先のstart.batを実行)で情報を採取するのに必要なのは、CiscoデバイスにTelnetまたはSSH接続するためのホスト名(またはIPアドレス)および資格情報と、enableパスワード(特権EXECモードにアクセスするためのパスワード)だけです(画面1)。複数のCiscoデバイスの接続情報を記述したCSVファイルを用意して、複数デバイスを一括に登録し、情報を採取することもできます。CSVファイルの形式については、「ネットワークデバイス情報採取ツール」の.zip展開先にある「sample.csv」を参考にしてください。

画面1 「ネットワークデバイス情報採取ツール」にTelnetまたはSSHの接続情報を入力し、Ciscoデバイスを登録する
1台以上のCiscoデバイスを登録したら、「出力先フォルダー」を指定し、「実行」ボタンをクリックします。接続に問題がなければ1台あたり数秒で情報の採取が完了し、出力先フォルダーに対象のデバイスごとに採取ファイル(.zip)が作成されます(画面2)。

画面2 1台以上のCiscoデバイスを登録したら、「実行」ボタンをクリックして情報を採取する
「ネットワークデバイス情報採取ツール」で取得した採取ファイル(.zip)*1は、「設定仕様書生成ツール」を使用してExcelワークシート形式(.xlsx)のCisco Catalyst 設定仕様書として出力することができます。「設定仕様書生成ツール」を起動したら(.zip展開先のGeneratorDesktop.exeを実行)、「Cisco Catalyst 設定仕様書」タブに切り替え、「追加」ボタンをクリックして1つ以上の採取ファイル(.zip)を追加し、「保存先フォルダー」を指定して「生成」ボタンをクリックします(画面3)。1採取ファイルあたり数秒で設定仕様書の生成が完了します(画面4)。
*1 採取ファイル(.zip)はそのままの形式で「設定仕様書生成ツール」に渡します。ZIP圧縮を展開する必要はありません。

画面3 設定仕様書生成ツールの「Cisco Catalyst 設定仕様書」タブに1つ以上の採取ファイル(.zip)を追加し、「生成」ボタンをクリックする

画面4 画面手前の設定仕様書がCisco Catalyst 1000シリーズのデバイスの出力例。画面奥は9000シリーズ(Cisco DevNet Sandboxのエミュレーター)。このように新旧混在するCiscoデバイスの設定仕様書を、一括で生成できる
なお、Cisco Catalyst 1000シリーズの設定仕様書は、Cisco Catalyst 2960シリーズ向けのデザインを利用しています。そのため、Cisco Catalyst 1000シリーズには存在しない以下の項目については空欄で出力されます。
基本設定
スマートライセンス
ドメインリスト
VTP
Qos
QoS 有効化 (mls qos)
Cisco Catalyst 設定仕様書のサンプルは、以下のURLからPDF形式でダウンロード、確認できます。
Cisco Catalyst 設定仕様書|SSD-assistance 設定仕様書サンプル ダウンロード
サーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」の無料トライアル(評価版)をご利用いただけます。ご希望の際は、以下の無料トライアル利用のお申込みフォームよりお申し込みください。また、SDD-assistanceをご契約中のお客様でCisco Catalyst 設定仕様書の生成をご希望のお客様は、2025年より提供している新料金プランのご契約が必要です。詳細につきましては、お問い合わせフォームまたは弊社営業担当へお問い合わせください。
SSD-assistance 無料トライアル利用のお申込みフォーム
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