BOM for Windows Ver.8.0 SR1 (以下、「BOM 8.0 SR1 」) は、現行の BOM for Windows Ver.8.0 (以下、「BOM 8.0 」) 向けに提供した全てのアップデートモジュールおよび、利便性の向上と監視範囲の拡大を実現する機能拡張や新テンプレートを加えたバージョンです。
システムが複雑化や拡張されていく中で、「ログをチェックする工数は削減できたが、アラートメールが多く、アラートを確認する工数を削減したい!」というご要望を、多くのシステム管理者様よりいただきました。そこで BOM 8.0 SR1では、大量のアラートメールからシステム管理者が必要とする情報をお届けする「アラートフィルター」を同梱いたします。
「アラートフィルター」は、メールの差出人や本文、件名、受信流量などをもとにメールのフィルタリングを実行します。また、標準機能では、BOM のログファイル添付機能 (イベントログ監視、テキストログ監視など) で生成、メールに添付されたログファイルの内容を行単位でチェックし、不要な行を削除することも可能です。
フィルタリング後は、その結果に基づき、メール送信や Webhook を利用した外部サービスとの連携、コマンド実行といったアクションを自動で実行できます。
アラートフィルターに関する詳細な説明はアラートフィルター紹介ページをご確認ください。
以下の公開済み監視テンプレートを同梱いたしました。すべての監視テンプレートにつきましては、監視テンプレート一覧をご確認ください。
BOM 8.0 SR1 では新たに以下の環境に対応いたしました。
BOM 8.0 SR1 には WindowsコンピューターにインストールされているBOMが、他のコンピューターの状態を監視する代理監視機能が組み込まれています。この代理監視の設定時や接続トラブルが発生した際に役立つ「代理監視接続チェックツール」を同梱しました。このツールを使用することで、よりスムーズな設定やトラブルシューティングが可能です。
Linux オプションの"Linuxテキストログ監視"について、一部の条件下でワイルドカードが使用できなかった件(※)に対応し、ワイルドカードに合致するファイルが複数存在し、なおかつ 0 バイトのファイルが監視対象となる可能性がある環境でも問題なくワイルドカードを使用できるよう機能を改善しました。
BOM かんたん設定ツールで作成するBOM かんたん設定ファイルについて、BOM アーカイブサービスの"スタートアップの種類"を"自動" "手動" "自動 (遅延開始)"から選択できるよう、設定ファイルを追加しました。
脆弱性対応・不具合修正を行いました。詳しくは『BOM for Windows Ver.8.0 SR1 リリースノート』をご覧ください。